今日もブログを見てくださりありがとうございます!
妊娠糖尿病薬剤師のアミヤです。
年の瀬の今も経過を追われているアインHD(アインファーマシー)の不正入札のニュース(ドラビズon-line)ですが、そもそも敷地内薬局って違法なの?ということや、結局何が悪いの?誰が悪いの?をイラストで解説します!
アイン薬局は北海道の2大巨頭薬局チェーン!
北海道出身で、薬学部も北海道だったアミヤはこのニュースにかなり衝撃でした。
北海道の薬学部を出た新卒薬剤師で薬局に就職する友達は、「アイン薬局」か「なの花薬局」か、の割合で就職したので、
アミヤが処方箋を持ってフラッとどちらかに行くと必ず知り合いがいる確率ぐらい人気の薬局です。
(今回の記事に、なの花薬局はまったく関係ありません)
よく、友達や先輩後輩でアインに勤めている人は「アインはブラックだよw」と笑って言うのですが、
その割にはまだアインにいるのね。というケースが多いので自虐風自慢?の職員が多い印象です。
アインの敷地内薬局不正入札の概要
アインファーマシーの社長と、同社取締役、KKR札幌医療センターの当時事務局長が逮捕されているので、
「は?!アイン最低だな!!」と思った方もいるのではないでしょうか。
そうせざるを得ない状況を作り出されていたらどうでしょうか?
1.そもそも”敷地内薬局”は違法?
結論から言うと、違法ではありません。
これはみなさんも見たことがあるのではないでしょうか。
例えば、病院の敷地内に調剤薬局があるから、病院でもらった処方箋はここでもらう!あら便利!というものを狙った薬局の戦略を指します。
1つの建物で処方も調剤も済んじゃう、医療モールなどのイメージです。
ズルい戦略だ!悪だ!と考える人もいれば、へぇ~頭いい!と感心する人もいるでしょう。
実は、国としてはあまり推奨していないやり方です。
国としては、「薬局というのは、1つの病院から処方箋(患者さん)を集めるのではなく、もっと幅広くいろんな病院からくる処方箋(患者さん)から好かれてほしい!」
つまり、頑張って「患者さんが来てくれる工夫」をしなくても勝手に患者さんが来るよ~な敷地内薬局よりは、
頑張って「患者さんが来てくれる工夫」をしている薬局を国は推奨しています。
国が推奨している薬局というのは、いわゆる“かかりつけ薬局”ですね。

だから、その代わり、敷地内薬局はがんばらなくても患者さんは来てくれるので調剤報酬(基本料)、つまり客単価は低いのです。(患者さんはお会計安いから嬉しいんですけどね・・・)
患者さんにはバレたくない仕組みです・・・!
まとめ
・敷地内薬局は、違法ではない
・国は敷地内薬局を推奨しているわけではないため、敷地内薬局の客単価は安く設定されている
2.敷地内薬局の応募の仕組みは?
病院の敷地内薬局は、勝手に立てられるわけではありません。
基本的には病院からの公募があります。
イメージとしては病院側が「〇〇年~敷地内薬局を募集します。こぞってご応募ください。」と一報出します。
そこで、薬局の戦略チームなどが嗅ぎ付け、「是非うちの薬局を!」と応募するわけです。
ここも、公正な取引きですから特に悪いことはありません。
3.敷地内薬局の応募の際に不正な取引があった
しょっぴかれたのはここからです。
今回敷地内薬局を募集したのが、札幌KKR医療センター。
札幌の中でも大きな病院で救急車の受け入れもあるので、札幌市民でかつぎこまれたことがある方もいると思います。(実はアミヤも1週間かつぎこまれて入院したことがあります)
このKKR医療センターの当時事務局長が悪の誘いを持ちかけたのがきっかけでした。(以下、Aさんとします)
Aさん(KKR職員):敷地内薬局募集します!
これを嗅ぎ付けたのが、アインファーマシーの取締役Bさん。
Bさんは、しっかりした手続きで応募します。
そこで、KKR元事務局長のAさんは知った名前があることに気づきます。
Aさん(KKR職員):あれ?この申請者・・・高校の時の野球部の後輩のBだ。
それに気づいたAさんは、Bさんにある提案をします。※ここからアミヤのイメージ劇場
Aさん(KKR職員):B!久しぶりだな!な、本当は教えちゃいけないんだけど同じ野球部だったし教えてやるよ!いま、お前んとこの月額当たりの希望額が一番低いぞ!このままだとお前の薬局は選考から外されちゃうなー。
はい、アウトです!
本当は教えてはいけない他所の入札額や状況をもらすことが、今回問われた「公競売入札妨害罪」となります。
Aさん(KKR職員):Bのところ、月額400万円で出してるけど、月額750万円で修正しとくからよ、な?いいよな?同じ野球部だし、聞いてくれるよな?!
野球部などのスポーツ部に所属していた方ならこの状況のBさんに同情するのではないでしょうか。
特に高校の野球部は1年違うだけで奴隷と神様の関係です。
4月2日生まれの人は、1日生まれてくるのが早ければあいつの神様だった・・・というぐらいです。

そうしてBさんは純粋に白球を追いかけていたころの正義感を発揮できず・・・
アインファーマシーの社長(Cさんとします。)にも相談しましたがAさんの要求を受け入れることになるのです・・・。
“KKR”は、〇〇〇の略称だった・・・
実は、こういった知り合い同士のやりとりは今までまったくなかったのかというと、あったと思います。
では、なんで今回KKR札幌医療センターとアインHDの件は“逮捕”という話が出ているのか。
これは他のニュースサイトも憶測として載せていますが、
KKRは、国家公務員共済組合連合会の略称です。
つまり、国に認められた人たちがこんなことをするのは尚更よくない!ということで、
見せしめじゃないですがおそらく国としてケジメをつけたのではないかと思います。
アミヤはよく龍が如くシリーズのゲームをプレイする夫を見ているので、かなりしっくりきたのですが、
自分の組の若衆の不始末は、組長がケジメをつける場合もあれば当事者本人が波紋されるか、両方か・・・。
という感じです。(ケジメは小指を切り落とすやつですね)
というわけで、今回ケジメをつけることになったのは、KKR当時事務局長である当事者のAさん、アインファーマシーの取締役である当事者のBさん、そして、最後にチラっと出てきたアインファーマシー社長である組長のCさんです・・・。
アイン薬局は北海道に根付いている薬局
北海道のどんなへき地でも薬局は存在しています。
それが大半はアイン薬局です。例えば、鈴木直道北海道知事のホームグラウンドである夕張にもアイン薬局はあります。(母が大ファン。Instagramコチラ)
(アミヤも薬学部3年生くらいの時に少しだけ実習でお世話になりました)
アイン薬局が撤退してしまうと、北海道のへき地医療は死んでしまうので、ここから信頼回復してほしいなと思っています。
参考記事
「アインファーマシーズ社長ら逮捕…調剤薬局大手、KKR病院敷地に開業で入札妨害容疑」読売新聞オンラインより 2023年8月31日
「アインHD子会社元社長が無罪主張 札幌地裁」日本経済新聞より 2023年11月13日
「【アイン敷地内薬局めぐる裁判】論告・求刑を延期/検察が論告求刑内容を再検討したい旨を申し出」ドラビズon-lineより 2023年12月14日
あくまでもアミヤのかみ砕きブログなので、わかりやすくするために多少盛っています。
ご了承くださいませ。
★おまけ★
北海道知事の鈴木直道さん、最初は、今までずっと知事だった高橋はるみさんを超えられるのか~?と不安な道民たちでしたが、ルックスの良さ、若い苦労人、犬好きの3拍子がマダムたちの心を捉えたようで、大人気です。
あの絶対的女王の高橋はるみからすんなりバトンをもらうことができた鈴木直道知事には脱帽です。
一回、あってみたいな~!
※ブログ筆者のアミヤはアインファーマシーとは一切関係ありません※


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