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育休中薬剤師のアミヤです。
現在、絶賛炎上中の著名人による「薬剤師はよしろ」「薬剤師は医者憧れ」「薬剤師って何が楽しい?」などの発言ですが、
正直わからなくもないんですよね。
実際アミヤも実家が薬局を営んでいたにもかかわらず、両親は何をしているのかよくわかりませんでした。
今回は、この炎上事件の全貌をざっくり紹介しつつなぜこんなにも炎上したのかなどについてお話しします。
①何が起こった?
実は、元アジアンの馬場園さん(アジアン時代ファンでした)とかまいたちさんは、ABCテレビの『これ余談なんですけど・・・』というテレビ番組で起こったものと、『令和の虎』で岩井社長が発言した際に起こったものがこの時期に重なって一気にやってきたものなんです。
1.『これ余談なんですが・・・』の内容について
「かまいたち濱家、薬剤師への不適切発言を即謝罪もノーコメントの山内は延焼・・・対応力でわかれたコンビの明暗」2/28放送ABCテレビ Yahooニュースより
番組の中で、「あの瞬間イライラするわ~」というトークテーマで、かまいたちの山内さんが、
医師の診察後に調剤薬局へ処方箋を持っていった際、薬剤師から「どうされたんですか? お熱もあるんですか?」と医師の診察時と同じ質問をされ、イライラしたエピソードを紹介。
それにかまいたちの濱家さんや馬場園さんが「わかる~」という感じに同調するように追撃したので炎上した模様です。
この時、濱家さんが「薬剤師は医者憧れみたいなところがある」と言う発言が、薬剤師のプライドを傷つけたのかもしれませんね・・・!
2.「令和の虎」の内容
【FULL】薬剤師の未来を切り拓く挑戦。薬剤師の独立 就職支援をし地域医療に貢献したい 大道一馬(令和の虎)
【令和の虎とは】
投資家たち(虎)が志願者(虎の子)の気に入った事業やプランに融資したりするオーディション番組
元々はテレビ番組としてやっていたが、現在はYouTubeチャンネルで放送中。
ここで、41歳の薬剤師さんが薬剤師の就職支援のために65万円融資してほしいと虎に志願した回です。
この時に、以前司会者をしていた虎の岩井社長が「薬剤師って何が楽しいの?」「やりがいは何?」と聞いたところから薬剤師たちの逆鱗に触れたようです。
薬剤師って実際、何してるの?
上でも述べたように、アミヤも正直薬剤師になるまでは具体的にどんな症例を扱うのか、どんな疑義が出るのか、どんな患者さんがいるのか、教科書上でしかわからなかったのですが、実際は「そんなことある?!」な事例もX上で見かけます。
モサプリド 毎食後
フェキソフェナジン 朝食後・就寝前で来てて
患者さんに聞いたらアレルギーの症状はないと…
話をして先生にガスターで出そうとしませんでした?って聞いたらファモチジンと間違えた!って話があるくらいだからちゃんと会話して欲しいですよね🤣
— もも (@momotarone) February 29, 2024
この薬剤師さん、ここで、フェキソフェナジンからファモチジンが出てきたのがすごいですよね!
今回は眠くなりにくいアレルギーのお薬だったからよかったですが、
眠くなりやすいアレルギーのお薬を間違って処方されていたら、車の運転等で患者さんが事故を起こしかねません・・・!
詳しくはアンサングシンデレラ(病院薬剤師)のドラマ1話だけでも見てほしいです。
1.お薬をお渡しするまでの流れ
【一般的な調剤の流れ】
①処方箋受付
②処方箋監査(ここで処方箋内容に疑義があれば医師へ疑義照会)
③薬袋発行
④薬剤調製(軟膏や水剤は少しお時間いただきます)
⑤薬剤鑑査(処方箋と調製した薬剤の数量があっているかを調製者以外の薬剤師が確認)
⑥服薬指導(ここで提供)
⑦薬歴に記載(服薬指導で聴きとった内容や、次回担当薬剤師に引継ぎ内容を記載する)
薬は、毒にもなるものですから、入念なチェックを行っています。
そりゃ時間もかかります・・・!
2.時間を短縮するには?
それでも遅いのはイヤ!!な人は、いつも同じ薬局に行くといいです!
さらに、お薬手帳があれば併用薬が把握しやすいのでオススメです。
初回の方は問診票の記載もありますし、併用薬がないかのチェックも一からするので時間がかかることがあります。
常連であれば「いつもと違うお薬出てる!」「ん?おかしいな」など異変に気付きやすいのもメリットです💡
今回薬剤師の逆鱗に触れたのはなぜ?
今回の事件、薬剤師さんも薄々「まぁ何してるかわからないよね」と共感しているのではないでしょうか。
なぜ普段温厚な薬剤師さんも逆鱗に触れているのか考えられる理由を集めてみました。
1.免許取得までの道のりが険しい
特に薬学生がブチギレているのはこの理由だと思います。
現在、薬剤師国家試験は相対評価を導入しており、合格点を厚生労働省が試験ごとに決めているので必ず不合格になる人がいるのです。
アミヤが受けた頃はまだ絶対評価なので、345点中225点(65%)とれば合格だったので、自己採点して225点超えていればその日にヤッター!となれたわけです。
相対評価になってから、問題の難易度によって213点合格になったり、235点合格になったりボーダーが毎年動くので、その日に合格の目安がつかめないのです。
6年制の大学で数々の試験やレポート、実習を乗り越えても最後にはこんな国家試験が待っているのですから、
テレビで蔑まれたらモチベーションも下がってしまいますよね。
怒るのも無理ないです。
2.監査など神経をすり減らす業務が多い
上記のように薬剤師さんは、薬局が開局してから閉局するまでず~~~っと命の確認をしているわけです。
目も疲れるし、神経もすり減ります。(痩せそう)
こんなに国民のために一生懸命働いているのに、「何してるかわからん」「医者憧れ」なんて言われたら悲しいですよね。
それにしても薬剤師界、がんばらねば!
認知不足はこちらも分があると思います。
薬局の待合に薬剤師の業務を簡単に紹介するポスターや動画を流したりすると患者さんも納得してくれるかもしれないですしね。
「ウチはこういう取組みしてるよー!」って方は良ければコメントで教えてくださいね!
Xで #疑義照会 でファインプレー疑義を紹介していってほしいです。疑義照会だけにね。
薬剤師は”縁の下の力持ち”(アンサングヒーロー)ですからあまり表に出てきませんがこういう職業なんだぞ~!ってことを周知することでなりたい職業1位にまた返り咲きたいですね!
早く仕事復帰したいなー!
したっけね!


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